口を開けるときに音がする、痛みがあるなら今すぐ。
口を開けようとすると、顎からカクカクと音がする…痛みがある…。
こんな症状を感じたら、顎関節症かも知れません。なるべく早くご相談ください。
顎関節症を放置するとどうなる??
口を開けただけで痛みを感じるようになり、食事の際にも痛みを感じにくい方で咬むようになっていきます。
これによって、顎の筋肉が緊張を起こし左右のバランスが乱れてしまうと、「顔全体のゆがみ」という目に見える形で大きな影響が起こることもあります。
歯ぎしり、食いしばりの原因ともなると考えられているほか、自律神経失調症やめまいなどの症状が起こるという報告もされていますので、口・顔以外にも広く症状が起こるということも意識しておいた方がいいでしょう。
肩や首の痛み、片頭痛といった症状が起こっていた人が、顎関節症治療で咬合を改善したところ症状が出なくなったということもありますので、少しでも顎関節症が疑われる場合には速やかに治療に入ることをおすすめいたします。
治療方法について
顎関節症の治療には「スプリント」と呼ばれるマウスピースのような器具を用います。
スプリントを装着することで、咬んだときの力を器具が吸収。歯や顎にかかっていた負担が軽減されていきます。
歯並び・咬み合わせを整える事によって症状を改善し、少しずつ咬み合わせや歯・骨・筋肉の状態を正常な状態へと導いていきます。