現在では、1987年に報告された、Whitfordによる推定中毒量(PTD probably toxic dose)が採用されています。このPTDは、医療を必要とするはっきりした中毒症状を表す推定中毒量であり、5mg/kg(体重)以上とするもので、科学的に再現性のある数値として用いられ、米国疾病コントロールセンター(CDC center of diseases control)の支持も得ています。(5mg/kg以下でも軽度の症状は発現することがあり、牛乳の飲用を勧めることはあっても、医療の必要はない程度のもとされます。)